ネットオークション入札の注意点~その2

・落札者であっても対応は常識をもって:私は主にヤフーオークションを使っていましたが、「評価」の項目をチェックしていると首を傾げたくなるような書き込みに数多く出会いました。一見すると誹謗中傷ともいうべき書き込みも多くて、そのように評された出品者あるいはショップだけではなく、ネットオークション自体への信頼性を損なうようにも思えます。売買契約は私的な行為ですので安易に規制を加えるのもどうかと思いますが、現状ではトラブルも少なくないように思われますので、今後のルール・法の充実が望まれます。

・オークションは玉石混淆:ネットオークションに出品されているものは、商品あるいは出品者についてもまさに“玉石混淆”という表現が正しいように思います。良いものもあり、悪いものもあるといった具合です。そして、そこで貫かれるもっとも重要な原則は“自己責任”ということです。つまり、購入しようとする側は出品者に過度に期待・依存するのではなく、少なくとも入札しようとする品物についての基本的な知識、そしてできれば出回っている同種の中古品の一般的な状態と価格の相場についての知識をもって入札に臨むべきだと思います。そのことはお値打ちに良い品物を手に入れられるというオークションの特徴からしても何ら矛盾することではありません。つまり、そもそも出品されているものの価値を自分で判断できなければ、入札価格を決めることができないからです。

以上、私がネットオークションに実際に参加してみて、その経験から感じたことについていくつか述べてきました。ネットオークションは私が以前に考えていたよりも、購入する側にとって“負担”の大きな売買の手法であるということを改めて感じたように思います。ネットオークションを賢く利用するためには、品物の価値を見極める“目”が不可欠であり、最終的には自己責任を引き受ける覚悟も必要だからです。相場よりも安く品物を買おうとするためには、現状ではそのくらいの“リスク”が必要ということでしょう。